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柴犬の値段はいくら?ブリーダーの相場は約20万円|豆柴・毛色・月齢での差と、見学で確認すること

柴犬のブリーダーの選び方|値段の相場と、豆柴・皮膚など見学で確認すること

柴犬の値段は、ブリーダーから迎える場合で約20万円が目安です。みんなのブリーダーが公開している、直近3か月の成約時の平均価格です。

柴犬のブリーダーを探すときに迷うのは、値段がいくらなら妥当かと、見学で何を見ればいいかの2つだと思います。この記事では、みんなのブリーダーに載っている柴犬の子犬約200件の価格を集計し、保険会社の統計から柴犬がかかりやすい病気を確かめて、見学で確認することに落とし込みます。詳しくはみんなのブリーダーの口コミ・評判にまとめています。

ブリーダーの犬舎にいる柴犬の子犬(柴犬の値段の目安は約20万円)

先に結論

  • 柴犬の値段は、ブリーダーで成約した平均が約20万円です(みんなのブリーダー、直近3か月)。掲載価格の中央値は22.0万円で、女の子は約4万円高く、生後90日を過ぎると下がります。
  • 柴犬の掲載の半分以上は「豆柴」で、標準サイズより約9万円高くなっています(中央値25.0万円と16.0万円)。ただし豆柴は犬種名ではなく、血統書には柴として載ります。
  • 小型犬で定番の膝蓋骨脱臼は、柴犬では他の犬種よりかかりにくいという集計でした。注意すべきは皮膚(アトピー性皮膚炎)と目(緑内障)です。
  • 見学では両親の皮膚の状態と、GM1ガングリオシドーシスの遺伝子検査を聞くのが基本です。

柴犬の値段|ブリーダーで成約した平均は約20万円

柴犬の値段の目安として一番当てになるのは、実際に売れた価格です。みんなのブリーダーは犬種ごとの一覧ページで、直近3か月の成約時の平均価格を公開していて、柴犬は平均約20万円、最高79万円、最低8万円でした(2026年10月23日時点、みんなのブリーダー販売実績データ)。

あわせて、いぬしるべ編集部で、みんなのブリーダーに掲載中の柴犬の子犬200件(新しい順)の価格を集計しました。掲載総数は838件です。掲載価格の中央値は22.0万円で、真ん中の半分の子犬が15.5万〜28.0万円に収まっています。

価格帯ごとの割合

価格帯 件数 割合
15万円未満 42件 21.0%
15万〜20万円 41件 20.5%
20万〜25万円 42件 21.0%
25万〜30万円 32件 16.0%
30万〜40万円 35件 17.5%
40万円以上 8件 4.0%

いぬしるべ編集部調べ。2026年10月23日に、みんなのブリーダーの柴犬の一覧から新しい順に200件を集計(広告枠と重複は除外)。販売中の子犬の売り出し価格で、成約した価格ではありません。新しい掲載が中心なので、月齢の進んだ子犬は少なめに入っています。

値段が変わる条件

条件 中央値 件数
男の子 19.0万円 101件
女の子 23.0万円 99件
標準サイズ 16.0万円 87件
豆柴 25.0万円 113件
生後90日まで 22.8万円 151件
生後91〜120日 19.8万円 17件
生後121〜180日 18.0万円 15件
生後181日以降 18.8万円 17件
毛色:赤 19.8万円 107件
毛色:黒 22.0万円 63件
毛色:白 25.4万円 24件

同じ集計から、条件ごとの中央値を出しました。件数が10件未満の行は参考程度に見てください。

柴犬の値段を一番大きく分けるのは豆柴かどうかで、中央値は豆柴25.0万円、標準サイズ16.0万円と約9万円の差があります。性別をそろえても差は残りました(女の子は豆柴28.0万円・標準18.0万円、男の子は豆柴24.8万円・標準13.8万円)。月齢が進むと下がるのはどちらの区分でも同じです。毛色では白が赤より5万円ほど高めでしたが、豆柴の割合が混ざっているので、強い傾向とまでは言えません。

安い柴犬の子犬|月齢が進んだ子と男の子は下がる

今回の集計では、15万円未満の子犬は21.0%でした。上の表のとおり、生後90日までの22.8万円が、91〜120日では19.8万円に下がり、男の子は女の子より安くなっています。安い子犬は、こうした条件の子が中心と考えられます。

安いこと自体は問題ではありません。月齢が進んだ子犬は、ワクチンの接種が進み、体格や性格も分かってくる時期です。確認するのは値段の理由より、ワクチンの記録、今の健康状態、どんな環境で育ってきたかです。ただし価格はブリーダーが決めるので、月齢が進めば必ず下がるわけではありません。安い子犬の探し方はみんなのブリーダーの売れ残りにまとめています。

値段以外のお金|犬の年間支出は約41万円

子犬の値段は、最初に払うお金の一部です。アニコム損保の調査では、2025年の犬1頭あたりの年間支出は413,416円で、そのうちケガや病気の治療費が89,120円でした。回答者は同社のペット保険の契約者5,494人なので、一般の平均よりやや高めに出ている可能性はありますが、子犬の値段の2倍近くを毎年使うと考えておくと現実に近いと思います。

お迎えまでの流れはブリーダーから子犬を迎える流れに、無料ペット保険が切れた後の保険の考え方は子犬のペット保険にまとめています。年間支出の調査はアニコム損保「ペットにかける年間支出調査」で読めます。

掲載が多いサイト|まず2サイトを両方見る

柴犬の掲載は、みんなのブリーダーが838件、ブリーダーナビが637頭でした。数で選ぶなら、まず2サイトを両方見るのが基本です。掲載される子犬は完全には重複しないので、片方だけでは選択肢を半分捨てることになります。詳しくはブリーダーナビの口コミ・評判にまとめています。

サイトごとの保証や手数料の違いは、ブリーダーサイト10社の比較にまとめています。それぞれの評判はみんなのブリーダーの口コミ・評判とブリーダーナビの口コミ・評判で確かめられます。

かかりやすい病気|注意は膝ではなく皮膚と目

動物病院で診察を受ける柴犬

ペット保険のアニコムが毎年出している統計(家庭どうぶつ白書2025)では、柴犬が犬全体と比べてかかりやすい病気が、保険金の請求データから並べられています。対象は58,364頭です。

病気 請求割合 犬全体 かかりやすさ(オッズ比)
緑内障 0.7% 0.2% 3.73
アトピー性皮膚炎 6.7% — 3.43
アレルギー性皮膚炎 7.4% — —
膝蓋骨脱臼(かかりにくい) 0.9% 1.7% 0.53

請求割合は、その病気で保険金の支払いがあった頭数÷契約頭数。オッズ比は犬全体と比べたかかりやすさで、1より大きいほどかかりやすい。出典:アニコム「家庭どうぶつ白書2025」 第2部第2章「品種別の統計」。

柴犬は皮膚の病気が多い犬種です。病気の大分類で皮膚疾患が33.3%を占め、アトピー性皮膚炎は犬全体の3倍以上かかりやすいという集計でした。ただしアトピー性皮膚炎が最も多いのは3歳で、子犬の時点ではまだ分からないことがほとんどです。

目では緑内障が犬全体の約3.7倍。反対に、膝蓋骨脱臼と歯周病は他の犬種よりかかりにくい側に入っています。小型犬の情報をそのまま当てはめない方がよい犬種です。

遺伝子検査|両親のGM1ガングリオシドーシス

柴犬で知られている遺伝病に、GM1ガングリオシドーシスがあります。神経に物質がたまっていく、重い遺伝病です。

鹿児島大学などの調査では、柴の保因犬の割合はこれまで1.02〜2.94%と報告されています。豆柴の繁殖犬1,832頭(143犬舎)を調べた研究では、保因犬は9頭(0.49%)でした。保因犬同士を交配しなければ子犬は発症しないので、両親が検査を受けているかが大事です。

遺伝子検査の結果は、ブリーダーが自分から公開していることもあれば、聞かないと出てこないこともあります。「両親の検査結果を見せてもらえますか」と聞いて、すぐに出てくるかは、ブリーダーの姿勢を見る手がかりになります。

親犬の遺伝子検査の結果の組み合わせと、子犬が発症するかどうか
劣性遺伝の病気では、片方の親がクリアなら発症する子犬は生まれず、両親がキャリアの場合は約4分の1が発症する可能性があります。

迎えた後に飼い主が自宅で申し込める検査の料金や選び方は、犬の遺伝子検査キットの比較にまとめています。

見学で確認すること|両親の皮膚など5つ

柴犬のブリーダーの犬舎を見学するときに、柴犬ならではの点として確認しておきたいことです。登録番号の照合や契約書の確認など、どの犬種でも共通の項目は悪質ブリーダーの見分け方にまとめています。

  • 両親の皮膚:かゆがっていないか、毛が薄いところや赤みがないか。アトピー性皮膚炎は3歳で最も多く、子犬では分からないので親を見る
  • 両親の目:白く濁っていないか
  • GM1ガングリオシドーシスの検査:両親の結果
  • 「豆柴」の場合:両親の体高と、血統書に載る犬種名
  • 性格:柴犬は警戒心が強いと言われる犬種。人に慣れているか、犬舎での接し方を見る

豆柴|犬種名ではなく、血統書には柴と載る

みんなのブリーダーの柴犬の新着200件では、半分以上(113件)が「豆柴」として掲載されていました。ジャパンケネルクラブ(JKC)は、豆柴を正式な犬種名ではなく販売上のいわば商品名としていて、血統書には「柴」として載ります。

JKCの犬種標準では、柴の体高はオス39.5cm・メス36.5cmで、上下1.5cmまでが許容範囲です。「豆柴だから小さいまま」という保証はなく、成長後に標準的な大きさになる例もあります。両親の大きさを見て、豆柴の価格差に見合うかを判断してください。

よくある質問

柴犬の子犬は、ブリーダーだといくらくらいですか?
みんなのブリーダーで直近3か月に成約した平均は約20万円です。掲載中の子犬の中央値は22.0万円で、豆柴かどうか・性別・月齢によって上下します。
豆柴は大人になっても小さいままですか?
保証はありません。豆柴は犬種名ではなく、血統書上は柴です。両親の大きさが判断材料になります。
柴犬の皮膚の病気は、子犬のうちに分かりますか?
アトピー性皮膚炎が最も多いのは3歳で、子犬の時点では分からないことがほとんどです。両親の皮膚の状態を見せてもらうのが現実的な方法です。
柴犬は膝の病気になりにくいのですか?
アニコムの統計では、膝蓋骨脱臼は犬全体より少なく、かかりにくい側に入っていました。
柴犬の子犬は、生後何か月で値段が下がりますか?
今回の集計では、生後90日までの22.8万円が、91〜120日では19.8万円に下がっていました。生後3か月前後が一つの目安です。ただし価格はブリーダーが決めるので、月齢が進んでも下がらない掲載もあります。

病気のデータはアニコム「家庭どうぶつ白書2025」、犬種の標準はジャパンケネルクラブの犬種標準を参照しています。