大阪のブリーダーの探し方|登録簿で犬の業者を調べる方法、子犬の掲載数、近隣府県との比較
大阪で子犬を迎えたいとき、「ブリーダー 大阪」と検索すると、ブリーダーサイトの一覧や個別の犬舎のページが出てきます。どこから調べればいいのか分かりにくいところです。
この記事では、大阪のブリーダーの探し方を、大阪府・大阪市の登録簿、ブリーダーサイトの掲載数、兵庫・京都・奈良との比較の3つで整理しました。個別のブリーダーを紹介する記事ではありません。数字は公的な統計と、2026年10月21日時点のブリーダーサイトの表示です。

先に結論
詳しくはみんなのブリーダー・ブリーダーナビの口コミ・評判にまとめています。
数字で見る大阪のブリーダー事情
厚生労働省の統計では、大阪府に登録されている犬は412,545頭です(令和6年度)。環境省の統計で「繁殖をする犬猫等販売業者」は670で、関西で最も多くなっています(令和7年4月1日)。
| 府県 | 繁殖をする犬猫等販売業者 | 登録されている犬 | 犬1万頭あたりの業者数 |
|---|---|---|---|
| 大阪府 | 670 | 412,545頭 | 16.2 |
| 兵庫県 | 528 | 279,840頭 | 18.9 |
| 京都府 | 238 | 114,192頭 | 20.8 |
| 奈良県 | 151 | 56,104頭 | 26.9 |
厚生労働省「犬の登録頭数」(令和6年度)、環境省「動物取扱業者の登録・届出状況」(令和7年4月1日)より。業者数は猫を扱う業者も含みます。犬1万頭あたりの数は、いぬしるべで計算しました。
登録簿で犬を扱う業者を調べる
大阪では、犬舎がある場所によって登録簿を出している自治体が違います。
| 住んでいる(犬舎がある)場所 | 登録簿 | 犬の業者に絞れるか |
|---|---|---|
| 大阪市 | 大阪市の登録簿(令和8年6月25日現在) | できる(扱う動物の種類の列) |
| 堺市 | 一覧は掲載なし。堺市動物指導センターに問い合わせ | — |
| それ以外の市町村(中核市を含む) | 大阪府の一覧(令和7年7月31日時点) | できる(哺乳類の種類名の列) |
大阪府・大阪市・堺市の公式ページより。豊中・吹田・高槻・枚方・八尾・寝屋川・東大阪の中核市7市の業者も、大阪府の一覧に入っています。
東京都の登録簿と違い、大阪府と大阪市の一覧には扱っている動物の種類が載っています。種別が「販売」で、動物に犬が含まれる業者に絞り込めます。いぬしるべで数えると、大阪府の一覧で販売921件のうち犬を扱うのは535件、大阪市では販売474件のうち235件でした。
ブリーダーから聞いた登録番号を一覧で照らし合わせる手順は、動物取扱業の登録番号の調べ方で書いています。大阪府の一覧は令和7年7月31日時点なので、最新の状況は大阪府動物愛護管理センター(072-958-6591)に確認してください。堺市の業者は、堺市動物指導センター(072-228-0168)に問い合わせます。
ブリーダーサイトでの大阪の掲載数
みんなのブリーダーでは、大阪府の子犬が約508件、ブリーダーが194人掲載されていました。大阪は近隣引渡サービスの地域に入っていないため、表示される件数はそのまま大阪の犬舎の子犬です。ブリーダーナビでは、子犬が419頭、ブリーダーが183人でした。
多く掲載されている犬種は、トイプードル(タイニー・ティーカップを含む)、チワワ、ミニチュアシュナウザー、ミニチュアダックスフンド、柴犬、ポメラニアンでした。東京と比べると、ミニチュアシュナウザーと柴犬が上位に入っているのが特徴です。
兵庫・京都・奈良まで広げるべきか
| 府県 | みんなのブリーダー(子犬・ブリーダー) |
ブリーダーナビ(子犬・ブリーダー) |
|---|---|---|
| 大阪府 | 約508件・194人 | 419頭・183人 |
| 兵庫県 | 297件・144人 | 256頭・118人 |
| 京都府 | 222件・75人 | 190頭・63人 |
| 奈良県 | 122件・53人 | 67頭・39人 |
2026年10月21日17時台の表示。ブリーダーナビは販売中と商談中を合わせた頭数です。数は日々変わります。
大阪の掲載数は関西で突出しています。まずは大阪府内で探し、希望の犬種や毛色が少なければ、兵庫・京都まで広げるとよいでしょう。見学は1日1件が原則なので、候補を絞ってから予約します。見学のマナーはブリーダー見学で聞くこと20問にまとめています。
見学と契約で確認すること
大阪府内の守口市の消費生活センターは、ペットショップで買った犬に、1か月検診で生まれつきの病気が見つかった事例を紹介しています。助言として、登録業者かの確認、事業所での確認と対面説明、保証の内容を文書でもらうこと、ペット保険は自分で選ぶことを挙げています。
- 第一種動物取扱業の登録番号と、登録簿の内容が一致している
- 事業所で子犬を直接見て、対面で説明を受けた(法律で必須)
- 事業所に登録の標識が掲げられている
- 保証の内容を書面でもらった
- 予約金を払う前に、キャンセルしたときの扱いを確認した
お迎え後の手続き
- 犬の登録:大阪市では、迎えてから30日以内に区の保健福祉センターか委託の動物病院で登録します(手数料3,000円)。
- マイクロチップ:ブリーダーから迎えた子犬にはマイクロチップが入っています。30日以内に、環境省のデータベースで名義を変更します(オンラインで400円)。
- 手続きの一本化:大阪市・堺市と中核市7市は、マイクロチップの登録で市への犬の登録も済む仕組みに参加しています。大阪市では、令和4年11月1日以降にマイクロチップを登録した犬は、原則として市の手続きが不要です。参加していない市町村もあるので、住んでいる自治体で確認してください。
- 狂犬病予防注射:毎年1回受けます。
ブリーダー以外の選択肢と相談先
大阪府動物愛護管理センター(アニマルハーモニー大阪)と、大阪市の「おおさかワンニャンセンター」が、保護された犬の譲渡をしています。どちらも集合住宅や借家の場合は、ペットを飼えることを示す書類が必要です。保護犬との違いは保護犬とブリーダーはどっちがいい?にまとめています。
購入でトラブルになったときは、大阪府消費生活センター(06-6616-0888)、大阪市消費者センター(06-6614-0999)、または消費者ホットライン188に相談できます。登録簿は大阪府「第一種動物取扱業者の公開」で見られます。

